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 研究者のために国分寺三重塔建築詳細

基壇なく、雨落葛石のみ廻し、柱は自然石の礎石の上に立ち、切目縁を廻す。円柱で腰貫・縁長押・半長押・腰長押・内法長押・内法貫・頭長押を廻し中央間幣軸付板扉、左右盲連子窓とする。組物は和様三手先、中備間斗束(束を除く)軒二重繁垂木、茅負・布裏甲・屋根銅板葺。二・三重平三斗腰組付縁を廻し、組高欄を用いるほか初重に同じ。相輪鋳鉄製。
内部は四天柱を立て、そのうち一杯に佛壇を設け、来迎壁を張る。側廻は内法長押上に薄い台輸をおき、禅宗様二手先組物(拳鼻付)を詰組にして、板支輪を張り格天井とする。壁は額縁付竪板張りで、長押以上には彩色のあとが残っている。四天柱は頭長押・無目を廻し、外に如意頭文をつける。内陣は台輪上に拳鼻付禅宗様二手先詰組をおき、板支輪を張り、鏡天井とする。
 
撮影日:
地区/自治会: 09神川/国分
シリーズ: 塩田平の文化と歴史 5研究者のために
登録されているキーワード: 神社 史跡 観光 教育
 
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