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 解説東昌寺僧具(市指定文化財)

東昌寺僧具とは袈裟・袈裟袋・壁掛・法被・打敷・繍・座具の七点一式をいう。写真の打敷はその一つであり寺院の高座または仏壇にかける布のことである。
この打敷は、縦148センチメートル、横146センチメートルでほぼ正方形にちかい。裏地に書かれている銘文によると、天正11年3月5日に、かつてこの地方の豪族であった浦野氏の妻、天窓寿清(法名)が、その亡夫の供養のために、自ら刺繍をして寄進したものであることがわかる。
打敷は中央が黄色の絹地で、その縁には茶色の布を縫付け、五色の糸で刺繍をしてある桃山時代の染織品として、貴重な歴史資料である。
 
撮影日:
地区/自治会: 17川西/浦野
シリーズ: 塩田平の文化と歴史 4解説
登録されているキーワード: 神社 その他の文化 観光 
 
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