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 解説王子塚と皇子塚(市指定文化財)

塩田平のほぼ中央をつらぬく産川は、塩田地方の母なる川ともいえる。古代に成立した集落も、耕地も、みなこの川と、その支流の水によって生れたものだ。
この産川の上流にある手塚区から新町区へかけて、二つの「おうじ塚」がある。上流のものを「皇子塚」下流のものを「王子塚」と呼んでいるが、別に意味があるわけではなく、同じ名では、まぎらわしいから、文字を使いわけただけのことである。
このうち下流新町区にあるものは、前方後円墳といって、前部(南方)が方形、後部(北方)が円形というかたちをした古墳で、約1300〜400年前のものと考えられ、上田市内では最大のものである。
このあたりは、産川の水の取り入れ口に当り、その北方塩田平には、たくさんの池や、古代から開発されたと推定される水田が展開するところからみて、古代産川の治水を支配していた勢力者の墓と想像されている。
また上流の手塚区にある「皇子塚」は直径13m、高さ2.5m位の小規模な円墳で、下流の「王子塚」より時代は後のものだが、この地方一帯に多い「袖なし型横穴式」の石室を残し、終末期の古墳の特徴をよく現す。
これも、おそらく、産川水系の水源地を確保していた勢力者の墓であろう。写真は王子塚(新町)。
 
撮影日:
地区/自治会: 15西塩田/塩田新町
シリーズ: 塩田平の文化と歴史 4解説
登録されているキーワード: 史跡 観光  
 
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