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 地震を鎮める「要石」

武高国神社は上本郷の氏神で古くから「八幡さま」と呼ばれ信仰されてきました。武高国神社と社号が改められたのは幕末の文久三年(一八六三)です。
この神社の境内に大きな要石が祭られています。今から百四十六年前の弘化四年、善光寺大地震の余震が一か月も続き人びとは不安な日々を送っていました。そこで、塩田の二十二か村が協議して、武高国神社に鹿島神宮(茨城県)の分霊を合祀するとともに、地震を鎮めるための要石を社殿の横に据えたのでした。鹿島神宮の要石は地震を鎮圧すると信じられており、塩田の村々でもそれにならったわけです。
武高国神社の境内は盆踊りの場所でもありました。盆踊りには大太鼓、小太鼓などで音頭をとりますが上本郷の太鼓の打ち方には古くからの流儀があり、市民の祭り「上田わっしょい」の太鼓にもその基本が生かされているとのことです。
 
撮影日: 平成05年11月
地区/自治会: 14中塩田/上本郷
シリーズ: 上田ところどころ 史跡(石・石像・石碑)
登録されているキーワード: 神社 自然  
 
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