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 下吉田の祠群

信仰のあらわれ?珍しい「鳴石」
写真の向かって左側が夫婦道祖神、真ん中のほこらが天神様、右側が豊受大神と呼ばれているほこらです。天神様と豊受大神の間に横たわっている石が「鳴石」といわれているものです。石には金属棒であけたと思われる穴があいていて、それが向こう側まで貫通しているんですよ。昔からあったもんだから、子どものころなんかは、石の穴に口をあてて笛のように吹いて遊んだりしたものです。これは、時代はよくわかりませんが、神に祈願する庶民の風習だったそうで、珍しい石ですよね。
ここら辺は、近くに県道が新設されたことで、交通量が激減しました。ですから、これらのほこら群などは、よほど注意して見ていないと分からないかもしれません。今でも毎年、お祭りだけはやっているんですが、あまり知られていない所ですね。
(お話)林嘉蔵さん(下吉田)
 
撮影日: 平成3年6月13日
地区/自治会: 11豊殿/下吉田
シリーズ: 上田ところどころ 史跡(石・石像・石碑)
登録されているキーワード: 祭り 史跡  
 
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