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 諏訪部の巻

古代、東山道は諏訪部の唐臼地籍から千曲川を渡ったと考えられています。現在の古舟橋付近ですが、そこに日理駅があり、公務で出張する役人のために十頭の馬が常に待機していました。
駅は交通の中心地ですから旅行業務を行う事務所、宿泊休養施設、商店などがあり、寺院もあったと推定されています。
この渡河地点が近世になると、対岸の中之条村へ渡る「諏訪部の渡し」となり、やがて諏訪部橋が千曲川に架けられるようになります。このように諏訪部は古代から近世まで交通の要所でした。
真田信之の妻・小松姫の墓と、仙石氏の霊廟などで知られる芳泉寺は、真田昌幸が下之条村の全称院をこの地に移した常福寺の跡に、仙石氏が建立した古い歴史を有する寺院です。
小松姫は徳川家康の養女(本多忠勝の娘)で、賢婦人として名高い人でした。市指定史跡の小松姫の墓(真田信之室大蓮院夫人墓)は、高さ約二・九メートルの二重塔身宝篋印塔です。
 
撮影日: 平成03年12月
地区/自治会: 05西部/諏訪部
シリーズ: 上田ところどころ 地域
登録されているキーワード: 神社 史跡 観光 
 
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