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 平井寺の巻

平井寺は塩田平を流れる尾根川の上流に位置しています。
平井寺という地名は殿城山(独鈷山または鉄城山とも呼ぶ)に、殿城山平井寺という寺があったことに由来すると伝えられております。
鎌倉時代の頃には、古川神社付近から殿城山、平井寺峠へかけて馬を放し飼いにする「牧」があったと考えられています。
その根拠は、駒形下、駒形、飼馬口、馬除など牧に関係のある地名が残っているからです。明治十年代の記録によりますと、飼馬口は「午の方、東西十一間、南北三十六間」、馬除は「午の方、東西八十間、南北九十五間」とあります。方角は平井寺村の元標を起点にしていますから、飼馬口と馬除は今の平井寺池付近を指しています。
平井寺は東馬焼の産地だったことでも有名です。窯主の林東馬は明治九年四十八歳で急逝し、それ以後間もなく廃窯になったようです。
 
撮影日: 平成5年8月11日
地区/自治会: 13東塩田/平井寺
シリーズ: 上田ところどころ 地域
登録されているキーワード: その他の文化 その他の交通  
 
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